個人課税関係誤りやすい事例

『納税義務者』

 

【誤】個人事業者の納税義務を判定する場合において、基準期間における課税売上高に免税売上げを含めないで判定した。

 

【正】基準期間の課税売上高は免税売上げを含めて判定する。

 

【誤】事業を行っていない個人が、3月1日に開業した場合、特定期間の課税売上高は、3月1日~6月30日の課税売上高を4月で除し6倍した金額により納税義務を判断した。

 

【正】個人事業者の特定期間は前年の1月1日~6月30日までと規定されているため、事例の場合は3月1日~6月30日の課税売上高により納税義務を判断する。